全日本クラブ野球選手権一回戦 [サウザンリーフ市原]
THE・マイペース更新。
2007年はサウザンリーフ市原を追いかけ続けた1年でもありました。
しかしモタモタと試合レポを溜めている間に主力の退団・移籍が相次ぎ、
2008年は全く別のチームに生まれ変わるであろうことがわかりました。
プロ野球でもこのシーズンはFA移籍・メジャー流出が騒がれています。よりよいプレー環境を求めて前へ前へと進んでいくのはプロでもアマでも一緒なんだなと実感しました。
選手の顔も名前もプレーの特徴も少しずつ覚えてきた矢先でとてもさびしいですが、せっかく出会えたチームなのでこれからも応援していきたいと思います。
今年もよろしく☆
・・・ってか この人も(が)移籍なんだよ!!w
9/8 全日本クラブ野球選手権一回戦 サウザンリーフ市原 VS NTTグループ東北マークス
NTTグループ東北マークス。
NTT東北(企業)時代からの選手に、廃部になったJTの主力選手、元大阪近鉄・巨人の中濱選手(ユウゴーとは仙台育英の同期)などで構成されたチームです。強豪!
しかしサウザンリーフも手に汗握る大宮での熱戦を勝ち抜いてここまで来たわけですし、オープン戦や都市対抗予選でも企業チームと互角に渡り合うこともしばしばありました。
いい試合を期待しましょう。
スタメンです。
先攻 後攻
両投手が落ち着いた立ち上がりを見せ序盤は静かな展開でした。緊張もあってか若干サウザンの内野陣がポロポロやってましたが点には繋がらず。
先制したのは3回裏のサウザンでした。先頭の棚本がヒットで出ると宇多村がきっちりと送りバントを決め、百瀬がレフト前ヒットで続き、打順が戻って1番山田。
右中間を深々と破るタイムリー三塁打で2点、さらに2番古市のライト前ヒットで山田も還って
3-0!!ォオー!!(゚д゚屮)屮
ワンチャンスをモノにし、鮮やかにリードを奪いました。
しかし3点のリードは大きいようでいてあっという間・・・
5回表、先頭の8番伊藤(東北マークス)がレフトへソロホームランを放ち、あっさり2点差とされると9番門奈も2ベース。
ここで加藤監督が出てスパッとエース伊藤(市原)をあきらめ、サウザンリーフ市原のピッチャーは鳥谷部に代わりました。元西武の鳥谷部健一投手が数年の時を経て別の晴れ舞台で西武ドームへ・・・人生いろいろですなぁ。
1点取られてさらに無死一塁、打順はトップへという場面。ここで流れを切らないと逆に一方的な展開になりかねないところで、鳥谷部の変化球がうまいことハマって上位打線3人を全て内野ゴロに仕留めて反撃ムードを断ち切りました。
しかし3回以降サウザン打線は相手先発の吉田(東北マークス)を捉えられず、6回表にはヒットとエラーでさらに1失点、1点差まで詰め寄られてしまいます。
7回裏、ようやくチャンスが訪れました。
7番棚本の2ベース、8番宇多村のセンター前ヒットで一死二、三塁。
ここですかさずマークスベンチも動き、ピッチャー二番手の中里へ。
一方のサウザン、澤井コーチが三塁ランナー棚本へサインを出し、次打者百瀬を加藤監督が呼び寄せます。
作戦はスクイズ。
しかし結果はキャッチャー小フライで2アウト、さらに飛び出した棚本戻れず3アウト。
最悪のダブルプレー。一瞬にして追加点の芽が潰えてしまいました。
薄氷の1点リードのまま運命の9回表を迎えました。あと3人抑えれば、1回戦突破です。
マウンドには5回途中からずっと、鳥谷部投手が。
先頭打者にフォアボールを出しますが2人目のバッターから見逃し三振を奪う力投に
吉田、1アウトの雄叫び。
・・・しかしなぜベンチに。
そう、この試合、サウザン主力が故障?したのか、不可解な交代がずいぶんあったんです。
ここぞという時にバットでチームを救ってきた森、四番打者の吉田が下がり、棚本が見慣れないファースト守備につきました。ところが最終回その棚本も足がおかしい・・・?
おいおいシャレになんねーぞ、じゃぁ一塁は誰に・・・
(゚∀゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
マ(。Д゚; 三 ;゚Д゚)ジ!?
ファースト澤井
この局面で試合出場しちゃいました澤井コーチ。うそでしょ。。。
兼任コーチと言っても重要な公式戦ではほぼコーチ専念だった澤井さん。ご本人も出ることはないと思うと言っていたはずなのに。逆にそれだけイレギュラーな事態だと言えるわけで・・・
アップを見ていても心配・・・かなり心配・・・・・
そして案の定、「代わったところに打球が飛ぶ」を忠実に表したような何でもないファーストゴロが来たけれども横の動きに対応できない一塁手澤井は打球をはじいて、ランナーが一人還ってしまいました。
同点。
ここで食い止められればまだよかったのですが・・・
鳥谷部心中の結果7番DH大塚選手に満塁ホームランを浴びて勝負あり。
手の届くところにあった勝利が零れ落ちた瞬間でした。
魔の9回表・・・しかし終わってみればエラー4つはいただけない(チームとして鍛えた堅実な守備も売りだったんですが)。やはりミスをしなかった方が勝つということ。
涙で腫れた目で引き揚げてくる選手も少なくなかったです。でも素晴らしい試合だった。野球の難しさや面白さを凝縮したような試合だったと思います。
1回戦敗退という悔しさは残ったものの、創部3年目にしてクラブ選手権本大会出場を果たしたサウザンリーフ市原2007メンバーの今後。
澤井良輔さん。
今年から群馬ダイヤモンドペガサスのコーチとしてBCリーグに招聘されます。
小田智康外野手
トライアウトに合格し、澤井さんとともに群馬へ。千葉熱血MAKINGでも一緒でした。
山田憲内野手(手前)
サウザン主将を務めていた山田選手もドラフトされて群馬へ。サウザンから群馬ダイヤモンドペガサスへは他に通事・越川両投手も移籍します。
森拓也外野手
吉田英之内野手
森&吉田&古市選手は千葉ロッテの入団テストを受けにに来ていました。そのとき既に吉田選手は赤いユニフォームを着ていて、以前所属していたREVENGE99という東京のクラブチームに移籍したことがわかりました。
そういや吉田選手はクラブ選手権以降サウザンでは見てないもんな。
森選手もREVENGE99に戻るらしい・・・
棚本啓之内野手
BCリーグの合同トライアウトを受けたと聞いたのに1次合格者に名前がなくて ???
受からないわけないし。サウザンのサイトにも名前・写真残ってるし。謎。
謎なのに書くのは、写真を載せたいからですw
※追記※棚本選手は08年の新キャプテンに就任しました☆
では、、、次の試合レポはちょっとあんまり書きたくない気もするけど!また、いつか。
★追記★
このブログではサウザンレポ、これで終わりにします^^
9月の日本選手権・10月のさいたま市長杯のレポからはアメーバブログに書いていきたいと思います。
群馬ダイヤモンドペガサスについてもそちらで更新していく予定です♪
野球が好きで好きでたまらない選手達なんだね~
プロとどのくらいの力の差があるのか、無いのか、見てみたい
このレポによって社会人野球に非常に興味を抱かせてくれるいっつんに感謝!
by すけやん (2008-01-09 21:22)
>すけやん
・・・4日経ってる(-_-;)すみません・・・
プロとの技術や力の差は正直あります。素人でもわかります。ピッチャーの球の威力から、バッティングの力強さから。それでも勝負強さとか、時折見せる爆発力、チームワーク、、、ある程度ファンがついてもおかしくない魅力はあると思うんだけどな~。
今年は独立リーグも行くで!w
by its (2008-01-13 20:31)
itsさんお久しぶりです~。
随分前のからnice!シツコク押しちゃってなんかあやしい人になってしまった。
ごめんなさいね~(;・∀・)
すごくどれもこれも濃くて引き込まれてついつい押してしまいました。
itsさんのインタビューみました♪かわいい声だね~^^
by blues. (2008-01-15 00:14)
ダイヤモンドだねーーーーーーー♪
あーあぁいくつもn… orz
プロてやっぱすごいんだね。それにしても野球人口は多いんだね。
みんなうまいんだろうになー。
by ねこねこ (2008-01-16 10:48)
>blues.さん
インタビュー、切り替わりましたね。あれ、普通に保存できるって知らなくて今まで全部見て見られなくなってそのまま、にしていました(-_-;)
まぁ自分のは持ってるからいいんですが、ねこねこのとか、こはりーぬさんのとか・・・アウー。・゚・(ノ∀`)・゚・。
niceもコメントもいつでも大歓迎っす( ´∀`)b
最近どうもモチベーションがあがらず、というかやりたい時間帯に家のPCが占領されているせいもあるのですが、ブログ止まっちゃいました(・∀・)
ひとつひとつのコメントがまた励みになりますので・・・
そろそろトラバ再開してみよっかなーっ!!
>ねこねこさん
ぷりぷり?どした??
プロはねー。やっぱりすごいぜよ。スイングのスピードも打球の飛距離もストレートの重さもコントロールも変化球のエグさも・・・
でもアマ野球も魅力として劣るわけじゃないんだよね~
ということはプロ野球にもきっと技術以外の魅力があるんだよね。
by its (2008-01-16 14:45)
ミスをしなかった方が勝つ・・・そうなのねぇ~。。。やっぱり。。。
そしてみんな、それぞれの道へ。。。
で!!!いっつんは、またまた応援するチームが増えるんだね☆∑(゜◇゜*)
インタビュー・・・保存∑(゜□゜;ノ)ノ 出来るんだ…知らなかった。。。
by みんとにゃ (2008-01-28 22:04)
>みんとにゃん
見ているときはそこまでミスとは思わなかったんですよ。直接得点に繋がったのは最後の澤井だけだし・・・
みんな集中していたし、アグレッシブに動いた結果だ!と思っていたんです。
でも、改めてスコアボードでエラー数4を見てしまうと。
ヒットも1本差だったので、やはりそこの差なんですよね。悔しいです。
増えちゃうね。群馬ね^^
tommyさんという心強い群馬人もいらっしゃるしね^^
インタビュー、何故今まで保存を試しすらしなかったのか自分で自分が疑問です。でもみんとにゃんもそうだったのね(;´∀`)
by its (2008-01-30 11:54)