最後のユニフォーム [セカンドキャリア応援記]
めざせ100nice!
というわけであまり内容関係ないのにトラバしてみることにしました。（うざい）
「あとがない戦い」という意味では通ずるものがなきにしもあらず。
またセカンドキャリアというテーマはサイトのコンセプトということで。
昨日深夜、年末（年始）恒例となった番組がオンエアされました。
注）上記リンク先にて「松坂世代」の文言がありますが田中一徳さんは松坂選手の１つ年下です。親会社なんだからちゃんとしろって話
昨年は二軍の球場に足繁く通うようになり、言い方は悪いですがいわゆるもうやばいかもしれない選手の姿を見る機会が増えました。
大塚選手のサイト、コラムでプロ野球選手の第二の人生について、現役選手がもっている漠然とした危機感を知りました。
小森君やA瀬氏、そして澤井さんのブログでセカンドキャリアにおける苦労をちょっとだけ、垣間見ることができました。
では、番組で扱われるあくまでも野球にこだわる男達とは？
オッティーが風邪でぶっ倒れていた頃、私は千葉マリンスタジアムで第2回プロ野球合同トライアウトを見学していました。
ここでトライアウトの簡単な説明を。
・いわゆるシート打撃です。
・各打席はカウント1-1から始まります。
・守備にもつきます。
・全てのアピールの場なので出塁もします。
・打者に与えられるチャンスは5打席
・投手は打者5人に対して投げて終わり。
この日の参加者は36人でした。（第1回＠フルスタ宮城は52人）
注目は何と言っても実績十分の2人の外野手。
宮地選手＆坪井選手
悪天候の為かスタンドに見えた関係者でわかったのは四国ILの石毛さんと千葉ロッテ二軍監督ハイディ古賀さまくらいでしたが、番組によると屋根のあるところにはどっさりいたようです。
関係者は通常のSS席、報道関係者はS席に陣取り、一般には1，3塁側A席が開放されました。
おなじみのウグイス嬢・谷保さんの朗らかなアナウンスでトライアウトは進んでいきます。
坪井選手。足を高く上げる独特で美しいフォームは健在。しかし打撃内容は。。。
日本一の喜びから一転、戦力外通告でどん底に突き落とされ、それでも気持ちを切り替えたとしても、解雇された瞬間練習場所も相手も失うという厳しい現実が立ちはだかります。
★12月27日、日本ハムと異例の再契約。
03年オフに続き二度目の戦力外通告を受けた宮地選手は第1回のトライアウトで5打数3安打と結果を出しながらもどこからも声がかからずこの日を迎えました。
★北信越リーグ富山サンダーバーズへ選手兼コーチとして加入することが決定。
実績十分という意味ではこの人も強いホークスを支えた中継ぎの功労者です。岡本投手。
ホークスからは、高卒3年目から37歳まで、5人。
千葉ロッテを去年解雇された選手はもう2回目のトライアウトには姿を見せませんでしたが、一人なつかしいピッチャーの顔がありました。
小林亮寛投手。千葉ロッテに在籍していたのは3～4年前までですが、昨年はアメリカでプレーしていたようです。
他にも一昨年以前に解雇された選手が何人か参加していました。谷保さんのアナウンスで頭に「元」がつくのでわかります。「バッターは元読売ジャイアンツ、中浜」という具合です。
セリーグでは地元横浜ベイスターズを応援しているので、横浜に縁のある選手にも目が行きました。
番組でも特集されていた田中一徳選手。PL時代、怪物松坂を2年生にして攻略し4安打。甲子園の名勝負を彩りました。165センチという球界最小の体など、話題満載のドラ1ルーキーだったあの頃から7年・・・
まだ25歳です。
「野球を続けたい！」という気持ちが全身からあふれ出るようなプレーで、ヒット3本に盗塁も2つ決めたでしょうか。目立っていました。
いつだったかトレードで西武に移籍した田崎投手もプロ入りは横浜でした。
最初に投げた日本ハムの井場投手だけ見ていないのですが、それ以外の17人の投手の中で一番球が走っていました。あのスライダーだめかな？？一軍の試合を見ているような感じがしたのは正直田崎投手のときだけでした。
とかP
戸叶投手は横浜時代、97～98年にかけてジャイアンツキラーとして鳴らし、万年Bクラスから優勝への大躍進を支えました。細身でサラサラの金髪でかっこよくて、女子に大人気でした。テレビ映るG戦だけ気合入れやがって、なんてよく言われてたっけ＾＾；
しかし精巣癌の手術を乗り越え復活を目指した矢先の戦力外。
ハンケツ世代の31歳。盛田さんや岩下さんのようなカムバック例もあるし、楽天にはもう1年待ってほしかったというのが本音。残念です。
全盛期は150キロを超える荒れ球ストレートが持ち味でしたが、この日は135キロ出たかな・・・？変化球を交えて2三振を奪ったものの二塁打2本を打たれました。でも終わったあとご本人はある程度すがすがしい表情だったように思います。
★引退、解説者・コラムニスト志望
写真がなくて恐縮ですが、この日のトライアウトで文句なしに一番目立っていたのがオリックスの野村宏之・・・投手？でした。
というのも6人目の投手として登板し1四球は与えたもののほぼ完璧に抑えきったあと、一塁守備につき、走塁練習をし、ついに打席にまで立ったのです。ファームでも公式戦では1打席しか記録に残っていないそうなのですが、1打席目に西武の小野剛投手からいきなりHRを放ち非凡な野球センスをアピール。4打数2安打1四球の堂々たる成績を残しました。
前代未聞の二刀流トライアウト。
持てる力を全て出し切ろうという意気込み、「がむしゃら」を絵に描いたようなその姿に胸が熱くなりました。この人のプレーをもっと見たいなあと思いました。
「普通に引退させてください」
そんなふうに3万人の笑いを誘って去れる人はごく一部しかいないんだと改めて痛感した一日でした。
参加選手で内野手が少なかったので佐藤コーチ、諸積コーチ、西野さんが二・三・遊の守備等をこなしていました。お疲れ様です。
にほんブログ村さん
写真ちゃん
このブログに掲載している写真はすべてitsが撮影したものです。
無断転載は勘弁してちょ。そんなことするひといないとおもうけど～♪
相変わらず天○的(？)な文章さすが！
ところで今日シール作ってきたぜ～(^ ^)v
オッティーのは作った後確認したら俺のと全く一緒になっちまってたんだが竹原のはたぶんヴァル子の想像を絶するカッコいいデザインに仕上がってる！と自分では自己満足してるんだが・・・果たして気にいってもらえるかどうか？？？もらう前にどんなのか見たいか？見たいか？見たいかぁぁぁぁぁ？？？？？笑
メールしようと思ったがちょうどブログ更新されてたからひとまずこっちに報告しとくよ～ん(^ ^)
by juvehiro (2007-01-06 22:35)
＞ヒロさん
見たい！写メ待ってますっ！ありがとうございます！！
by its (2007-01-06 23:13)
ヴァル子さん、すごいです！ かなり感動しましたよー(ノ◇≦。)
あの日、マリスタは寒かったでしょう？ 「こんな日にやってるの？」と思って
いましたから（自宅が近所なんで）
私も9月24日に感じましたが、モロさんのように引退できる人はごくごく一握りの
にとなんだろうなぁと思います。
それを思うと、プロ野球選手になったからといって浮かれていると（そんな人
いないでしょうが）その先の人生、大変なことになりかねないですね。
はぁ・・・厳しい世界です。
ところで、itsさんお手製のビックリマンチョコシール、これにもかなり感動
しましたが、まだ受付していますか？
by tanaka23 (2007-01-07 10:47)
＞tanaka23さん
おなじ（？）田中一徳さんが番組の中で「恐ろしい世界や」と繰り返し言ってました。実感こもりすぎでこっちまで胸が苦しくなりました＞＜
シールは24時間365日受付中です～（あれ？前もこんなこと書いたような）
下の方の記事にフォームがありますのでご利用くだされ＾＾
ちょっと見にくいのでたまに記事上げようかな？
by its (2007-01-08 00:20)
itsさん、こんばんは。
番組、見ました。（年末に第1回目の分も放送されてませんでした？）
2回目はマリンスタジアムなんだぁ。。。なんて思いながら見ていたんですが、itsさんは見学していたんですね。
二軍の試合を見た事のない私は、このTVの放送と明さんのコラムやブログでしか現実を知りません。野球の技術などの事は私は詳しくないのでどの選手が良いのかなどは分かりませんが...選手達の想いを画面で見るだけでも、出来れば野球を続けて欲しいし、違う道を選ぶ事になったとしても本人達の明るい未来を願わずにはいられません。
その為にもHEROESを盛り上げていきたいですね(=＾･ω･＾=)ノ゛
あと・・・メールも送りましたけど「ビックリマンシール」届きました～♪
感動です～～～。ﾟ（ﾟ￣∇￣ﾟ）ﾟ。（あっちもこっちも♪）
ありがとうございました～☆.。.:*・°
by みんとにゃ (2007-01-08 01:21)
itsさん、こんばんは！
ブログはじめてから、こちらに挨拶するのが遅くなりまして申し訳ありませんm(；∇；)m
あんなにしつこくコメントを残しておきながら・・・。なんだか気後れしておりまして…、申し訳ないです。
私もこの番組みました。itsさんはトライアウト行かれてたのですね・・・(T_T)
本当に大変な世界ですよね。
坪井さんとか、宮地さんとか、ケガしたばかりに・・って一瞬にして潮目が変わってしまう恐ろしさ。待ってくれない厳しさ。
戸叶選手は、病気をされてたのですね！ホントに、もう少し待ってくれって思うけど・・。
西武は、出した選手をとってあげたりしますよね。後藤光貴選手は今年で退団されましたが・・・。
でも、みんながみんなそうはいかない。
本当に、諸積さんみたいに引退できる人はわずかなのですね・・・。
ホークスも大量にチームを去る人が出ましたが、鳥越さんや井出さんがファン感謝祭に出られずにファンに何もいえずに引退された事を、ワッチが残念って書いていましたね・・・。
＞現役選手が第二の人生に持っている漠然とした危機感
それを、危機感で終わらせる事なく、会社やサイトを立ち上げて、なんというか、ほんと大塚さんすごいです。
どうか、長きにつけ短きにつけ選手達が選手生命を全うして、充実した第二の人生を送れますように・・願ってやみません。
詳しい記事、お疲れ様でした。ありがとうございました！
by blues． (2007-01-08 03:23)
＞みんとにゃさん
年末に第1回目。。。かどうかはわかりませんが、読売の大須賀選手・元読売中濱選手は日テレで特集があったようですね。戸叶投手にもテレ朝のカメラがずーっとついてました。
プロ野球選手って本当に良くも悪くも野球しかないんだなとつくづく思います。厳しい世界だからこそ素晴らしいパフォーマンスも感動も名選手も生まれうるのですが、やはりあのトライアウトなどを目にしてしまうと、どうしてこんなに野球が好きなのに、やらせてあげられないんだろう？？と考えてしまいます。
「明るい未来を」
ほんとそうですね。応援しかできないけれど、それでも少しでも力になれれば。
シール届きましたか！ε-(´∀｀*)ﾎｯ
なんかオマケのほうが豪華だったかもしれませんねｗ
by its (2007-01-09 05:19)
＞blues.さん
申し訳ないだなんてとんでもないー。私もblues.さんのブログには何度もコメントしようと思ったのになかなか、、、内容が濃くて！
新年にかこつけてご挨拶できてよかったです＾＾；
今オフのホークスの人事はちょっと疑問なところがありましたね。まず大道さんや吉田修司さんを戦力外という形で放出するとは思いませんでした。いくら若返り政策とはいえ、ただひとり南海時代からずっと一筋でやってきた大道さんを・・・お2人ともすぐに決まったので良かったものの。
そして鳥越さんと井出さん。実は私の友人たち、そのセレモニーがあるらしいという理由でわざわざ11月3日、東京から福岡に飛んだんですよ。一昨年の田口さんのような感じで送り出されるのを想像して。それなのに2日の夜に更新された和田君のブログで彼らがファン感に参加しないことがわかって・・・
さらに追い討ちをかけるように吉武さんプロテクト漏れで人的補償移籍・・・豊後キッズがぁ(´Д⊂ヽ
もうわけわからんとです。
うっかりホークストークになってしまいました。
blues.さんのおっしゃるとおり、大塚選手がやろうとしていることって、今書いたような不満や悲しみを少しでもなくすことに繋がるんですよね。やっぱりアキ～ラはすごいや。これからも応援するしかないですね！
by its (2007-01-09 05:36)
マリーンズコミュニティが１００ナイｽだ！
すごいですね。さすがヴァル子。マリーンズの申し子のような快心の100nice
トライアウトって一般の人が見られるんだね。知らなかったです。
しかも谷保さんの声つきなんて・・
うれしいやら、かなしいやら、なんだかゴチャゴチャですな。
皆さんの第二の人生に幸あれ。
そんなこんなでかなり出遅れましたが今年もよろしくネン。
面白ブログ、楽しみにしてますヽ（´∀｀）ノ
わたくしもヴァル子殿に負けないように、
スタンドで写真とりまくってうｐに励みたいと思います！
by アキノコ (2007-01-09 15:52)
＞アキノコさん
どもです！なんか100niceめ、強要したみたいになってますけど（笑
誰が押してるんでしょうね、コミュニティって。。。大塚？
そうなんです。谷保さんのアナウンスが妙に明るく感じて（彼女はいつもどおりなんですけどね）なんか複雑でした。
とか言って迷いつつも写真もガンガン撮れる雰囲気だったしサインも普通にもらってしまった＾＾；
こちらこそ、今年もよろしくです。私の写真はカメラの腕よりもっぱらフッとワークですので、アキノコさんに張り切られたら乾杯、完敗だわぁ～(；´Д｀)
by its (2007-01-10 00:04)